この作品は、大阪のギャラリーIYN様主催の「ひまわり」展に出展するために描き上げたものです。
作品のヒントになったのは、ゴッホのひまわりのエピソードからです。
ゴッホは移住したアルルの黄色い家から、パリの画家の仲間達に手紙を書きました。
仲間と一緒に絵を描く毎日を夢見ていたのです。しかし仲間は来ませんでした。
いつまで経っても来ない仲間を思い浮かべながら何枚もの「ひまわり」を描いていたと言われています。
上記では誰も来なかったとなっていますが、実はゴーギャンだけは来てくれました。ただ、その生活は2ヶ月しか持ちませんでしたが。
このエピソードは何とも切ないですよね。
なので、私はもう少しポジティブなイメージで描き上げてみました。
具体的に言うと「待ち人を待っていて、嬉しさが込み上げている女性(=ひまわり)の後ろ姿」を表現しました。
ミリペンで描いた花びらの延長は、嬉しさがダダ漏れしている様子を描いてます。
また、女性(=ひまわり)の後ろ姿を描くことで、作品を観た人にとって、女性の嬉しい顔を想像できるのがいいかなと思いました。
みなさんは、どんな女性の顔をイメージしますか?
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2025年9月26日から大阪で「コミアゲル」が展示されます!お近くの方はぜひお立ち寄りください!




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